ごあいさつ
AASJ代表理事 西川伸一のメッセージ
「オール・アバウト・サイエンス・ジャパン(AASJ)」代表理事の
西川伸一です。2013年4月18日、AASJはスタートしました。
オール・アバウト・サイエンス:確かに大きすぎる名前です。しかし名前の通り、知識や千恵の源になれるよう努力します。ただ、アバウトサイエンス:とは言っても医学・医療を中心に科学を考えます。そして何よりも、患者さんや一般市民の側から考えます。
現在の活動を4つの柱にまとめました。
AASJの活動
1.様々な患者さん達が連帯するためのお手伝いをします。
AASJのメンバーは、孤立しがちの患者さん達が市民社会に開かれ、集まって力を持てるためのお手伝いをします。何でもしたい事があれば是非連絡を下さい。ただ、個別の病気の相談にのる機関ではありませんし、その能力もありません。出来ない事は出来ない、出来る事は出来るとはっきりお答えします。
ソーシャルネットワークを作ったり、イベントを企画したり。そんな事を考えておられる患者さんや団体のお手伝いが一つでも出来ればと考えています。
2.患者さん、一般市民、専門家のコミュニケーションを
スムースにする活動をします。
患者さんは固唾をのんで専門家からの新しい情報を待っています。この情報が正しく伝わるようなお手伝いがしたいと思っています。その一つとして、西川が日々専門誌に掲載される科学論文について論評を行っています。
3.広い視野を持った専門家の養成を手伝います。
専門家が本当に患者さんや市民と連携するためには広い視野が必要です。AASJ はこのために良書を企画したり、翻訳していこうと考えています。最初の仕事は一灯舎からの「山中iPS細胞・ノーベル賞受賞論文を読もう—山中iPS2つの論文の英和対訳と解説及び将来の実用化展望」で、好評を頂いています。それ以外にも様々な講演活動、講義を行ったりしています。
4.様々なコンサルテーション
これまでの経験を生かしたコンサルテーションを広く行っています。