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患者さんからいただく最高の勲章:IDMMネットワーク研究助成公募のお知らせ

2014年2月16日
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この前ニコニコ動画で対談した日本IDDMネットワークの井上龍夫理事長からうれしい知らせが来た。2005年、多くの皆様からいただいた寄付をI型糖尿病研究の助成として拠出するようになって、助成金累計が1000万円の大台に達した事、そして本年はなんと500万円の助成を行えるようになったと言う知らせだ。これも明確な目的を持って活動し、認定NPOの認可を得られた成果だと感服している。他の患者さんの団体も先ず認定NPOを目指して活動を進めて欲しいと期待している。IDDMネットワーク研究助成の公募は既に募集が始まっており、4月14日が締め切りだが、是非多くの研究者の皆さんが応募される事を願っている(書類などはIDDMネットワークのHP(http://japan-iddm.net/2014_grant_guideline/)参照)。私のホームページでも紹介してきたように、この病気には様々な方向からの希望が生まれている。日本の研究者からも多くの希望が生まれる事を願っている。この分野は国家助成も多く、研究者によっては最高300万と言う額はたいした額ではないかもしれない。しかし、患者さん達が寄付集めをし、自分で運営されている研究助成金は我が国にはほとんどない。その意味で、患者さん達から支持されたということを最も大きな勲章として誇りに感じる研究者が増える事を期待する。
  1. 服部 正和 より:

    日本IDDMネットワークが設立され、研究助成されるまで発展されたこと、おめでとうございます。IDDM研究に興味をいだく学生や若い研究者にとって、少額の援助でも励みになります。New YorkにあるJuvenile Diabetes Research Foundation Internationalから多くの若い日本人の学生や研究者が援助を受けてきました。日本にも同じような財団ができたことを知って嬉しいです。

    1. nishikawa より:

      私は手伝っているだけです。ただ、研究者の中には、国の科研費と同じ気持ちで対応して、患者さんからの助成だと特別に考えてくれる人が少ないように思っています。

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