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西川伸一のジャーナルクラブ 「大規模言語モデルと人間の脳の比較研究論文を読む」(8月16日午後7時半開始)

2024年8月9日
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今月のジャーナルクラブは、8月16日夜7時半から、人間の脳と大規模言語モデルを比較した研究論文を紹介します。個人的意見ですが、おそらく最も重要な科学の分野に発展すると思います。Zoom開催したあとYoutube配信しますが、zoomに直接参加したい方は連絡ください。

  1. YH より:

    幼児の学習は大規模言語モデルと類似しているとすると、2つの疑問が出てきました。1つは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚からのいわゆる五感からの体得は大規模言語モデルで説明されるか?発達過程で学習効率に差があるのは何が問題なのか?です。

    1. nishikawa より:

      幼児の脳とLLMが同じように言語を処理していても、人間の脳は回路が複雑(例えば抑制神経でも何種類もある)ので、本当の比較は難しいです。ただ、幼児の体験をLLMに移すことは可能になった様に思います。5感については、multimodalな処理ができる様になると、かなり子供の体験をトークンとしてそのままLLmに移せる可能性はあると思います。次に発達過程の違いですが自閉症を考えてみると、感情など抑制系がアテンションを変化させるので当然で、LLMと人間の脳の最大の違いを反映すると思います。

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