2014年7月11日
約30人のローザンヌ大学の大学生が現在日本に来ています。友人の幹細胞研究者Yann Barrandonがお目付で付いて来ています。山中CiRAと神戸CDBを是非見学したいと言うことで、両方無理を言って見学を許可してもらいました。昨日のCiRA訪問は同行できませんでしたが、CDBにはついて行きました。活発な学生さんで、シップさんの講義が始まる前にいろんな話が出来ました。見学の世話をしてもらったCiRA,CDBの方々には感謝です。この学生さん達の誰かがCDBに来たいと思っても、おそらく今の形はないだろうなと感慨が深かったです。
2014年4月28日
AASJの活動の紹介記事(葺合高校でのワークショップとニコニコ動画による「リケジョ養成講座1」など)が、平成26年4月19日付神戸新聞(夕刊)に掲載されました。(神戸新聞社から本記事の掲載について許可取得済み)
140419_AASJ記事(神戸新聞夕刊)
2014年4月21日
4月19日京大思修館の熟議プログラムで16人の大学院生と3時間にわたって話をしました。元気な学生で、レポートが楽しみです。
続いて4月20日、岸田徹さんを迎えて「青年期のがんを克服する」と言うタイトルでAASJチャンネルを放送しました。282人の方々に接続していただき、まじめなコメントをいただきました。どうも有り難うございました。
2014年3月3日
小保方論文が発表された時、論文の徹底解説に続いて、理系を目指す3人の女子高校生にSTAP細胞の解説を行う準備をしていました。しかし、STAPは科学とは離れた所でで大騒ぎの有様です。このためSTAPではなく、リプログラミングとiPSについて解説したいと思っています。リケジョ養成講座ですが、男女を問わず多くの高校生に見ていただきたいと思います。この後も、がんやゲノムなどこのホームページで取り上げた話題を高校生と考えて行きますので期待して下さい。
2014年2月20日
現在週の半分をJT生命誌研究館で過ごしていますが、2月から「進化研究を覗く」というタイトルで、文を書き始めています。大体月2回新しい文章を加えて行きますのでそちらも是非見て下さい。サイトはhttp://www.brh.co.jp/communication/shinka/ です。
2014年2月16日
この前ニコニコ動画で対談した日本IDDMネットワークの井上龍夫理事長からうれしい知らせが来た。2005年、多くの皆様からいただいた寄付をI型糖尿病研究の助成として拠出するようになって、助成金累計が1000万円の大台に達した事、そして本年はなんと500万円の助成を行えるようになったと言う知らせだ。これも明確な目的を持って活動し、認定NPOの認可を得られた成果だと感服している。他の患者さんの団体も先ず認定NPOを目指して活動を進めて欲しいと期待している。IDDMネットワーク研究助成の公募は既に募集が始まっており、4月14日が締め切りだが、是非多くの研究者の皆さんが応募される事を願っている(書類などはIDDMネットワークのHP(http://japan-iddm.net/2014_grant_guideline/)参照)。私のホームページでも紹介してきたように、この病気には様々な方向からの希望が生まれている。日本の研究者からも多くの希望が生まれる事を願っている。この分野は国家助成も多く、研究者によっては最高300万と言う額はたいした額ではないかもしれない。しかし、患者さん達が寄付集めをし、自分で運営されている研究助成金は我が国にはほとんどない。その意味で、患者さん達から支持されたということを最も大きな勲章として誇りに感じる研究者が増える事を期待する。
2014年2月5日
AASJでは患者さん達と一緒に実際の論文を読もうと言う企画をすすめてきました。しかし、小保方さんの論文の反響があまりに大きいので、ニコニコ動画でこの論文を隅から隅まで徹底解説する事にしました。幸い、実際の取材にあたっている毎日新聞の須田記者(科学環境部)も参加いただけるので、須田さんのアドバイスを受けながら、出来るだけわかりやすく解説します。また、もしこの点だけは聞きたいと言う質問があれば、前もってメールを送っていただけば出来るだけ対応します。では2月23日日曜日、是非AASJチャンネルをご覧下さい。
2013年12月22日
12月22日2時から、ニコニコ動画でせきずい基金の伏見さん、坂井さんたちと対談を行いましたが、こちらの機器のトラブルで放送が最初の1時間、全く送ることができせんでした。本当に申し訳ありません。そのため、私が準備していた「脊髄損傷の専門論文を読もう」を放送する十分な時間が在りませんでした。これは1月に再度放送する予定です。不手際をお許しください。
2013年12月14日
12月8日に続いて、22日(日曜日)午後2時に、日本せきづい基金の伏見さん、立命館大学大学院の坂井さん、そしてAASJから西川が、脊髄損傷の細胞治療の可能性について対談します。これまでホームページに書いた脊髄損傷についての記事をよりわかりやすく解説します。同時にせっかくですので、患者さんの立場から日本せきづい基金の活動や、細胞治療の倫理について話をお聞きする予定です。多くの方に見ていただける様期待しています。動画にはこのホームページのAASJチャンネルをクリックしてもらえば入る事が出来ます。
2013年10月3日
筑波大学の名誉教授村上先生の紹介で、今回来日されるダライ・ラマ法王と科学者との対話に参加します。全体のテーマは「宇宙・生命・教育」ですが、私は「実在しないものの科学」と言うタイトルで話します。対話集会の内容については主催者のウェッブサイトを参照してください。
8月12日:進化を巻き戻す?(8月7日号Nature掲載論文)